君 がいなければ　　詩/曲：ＹＵＣＣＡ

あれは真夏のころの
ゆらめく　陽炎のように
怪しく心をとらえて
二度と離さないでしょう

四六時中　夢見心地
はるか銀河さえ歩いてゆける
そう思っていた

あなたを知ったその日から
積もり積もる想いにゆれながら
どれほど道に迷ったでしょう
君がいるだけでよかったの

あれは真冬のころの
きらめく　粉雪のように
世界を銀色に変えて
すぐ溶けてしまうでしょう

四六時中　胸が痛み
一人だけでは立てなくなる
君を想うだけで

話せば次は触れたくなる
他のことなど何も手に付かず
どれほど我を失ったでしょう
君がいるだけでこのありさま

私の世界が壊れていく
君が他の人を選んでも
嗚呼
どうせそんなことならいっそ
君がいなければよかったのに